昨日の日記に、「最近の僕はどうも不機嫌無気力である、何とかしたい」なんてことを書いた。不機嫌無気力は言い過ぎだったかもしれないが、疲れっぽいというのは本当らしい。実際、いま僕はたいへん疲れている。そのため、独房に帰り着いてからというもの、何をしようという気も起らず、たっぷり2時間かけて、スマホの容量を食う写真を何とか300枚ほど消すのが精一杯だった。
こんなはずではなかったと僕は嘆く。朝方の妄想によれば、僕はいま読んでいる小説をさらに5、60ページ読み進め、その後で何か面白い動画でも見てガハハと笑って、満ち足りた顔をして寝るはずだったのである。それがいったいどうしたことか、本などロクに開きもしない。おまけに、とりあえず1000枚消すぞと決めて取り掛かった写真削除も、やっとこさ300枚進めたところで「あーあ、時間が過ぎちゃった」と嘆いている。やれやれである。
どうやったら調子が上向いてくれるのか。もとよりひとりでに上向くはずもないから何か手を打たねばなるまい。が、その手を打つだけの気力があれば、もうちょっとマシなものを書いているにちがいない。そんな阿呆臭い妄念をぐるぐる回すうち、また一つ夜が更けていく。
こんなはずではなかったと僕は嘆く。朝方の妄想によれば、僕はいま読んでいる小説をさらに5、60ページ読み進め、その後で何か面白い動画でも見てガハハと笑って、満ち足りた顔をして寝るはずだったのである。それがいったいどうしたことか、本などロクに開きもしない。おまけに、とりあえず1000枚消すぞと決めて取り掛かった写真削除も、やっとこさ300枚進めたところで「あーあ、時間が過ぎちゃった」と嘆いている。やれやれである。
どうやったら調子が上向いてくれるのか。もとよりひとりでに上向くはずもないから何か手を打たねばなるまい。が、その手を打つだけの気力があれば、もうちょっとマシなものを書いているにちがいない。そんな阿呆臭い妄念をぐるぐる回すうち、また一つ夜が更けていく。