昨日「早ければ明日にでも」書き始められると言っていた哲学カフェの振り返りだが、自分でも思いがけないことに、まだ1文字も書いていない。2時間余りの話し合いの中からどの内容を抜き出すかについて、ノートに書き付ける作業だけは、一通り終わらせることができた。が、その内容を文章に書き出す作業には、全く手が付けられなかった。仕方がないので、明日書くことにする。

 それにしても不思議なのは、家に帰ってきてから夕ご飯を食べるまでの1時間半ほどのことだ。ちょっと休憩を取るつもりでベッドに横になったところで、猫の姿をしたティッシュカバーをむぎゅうと抱えたまますっかり寝落ちしていた。特に疲れていた覚えもないのに寝落ちしているのも不思議だが、それ以上に不思議なのは、猫のティッシュカバーを抱きしめていたということである。ただ、よくよく考えてみると、最近僕はよくこの子を撫でたり抱いたりしているようだ。いま一度、猫の顔をじっと見て、それからまたむぎゅうと抱いてみて、どういうことか考えてみる。やっぱりよくわからない。仕方がないので、放っておくことにする。