ご存知の通り、森見登美彦さんのトークセッションの振り返りを書き切ったので、今日は会社から帰ったあとひたすらぐうたらしていた。この振り返りの文字数は、トータルで15千字を超える。それを2日で書いたわけで、さすがに疲れてしまったのだ。

 内容の濃淡はともかく、文字数だけはとにかく書けるというのが僕の取柄である。これで博学だったならば、レポート代行業で一儲けできたかもしれないと、疲れに任せてあくどい妄想がもわわわんと広がった。もっとも、残念ながら僕は、答案用紙に答えを書く度に記憶を全て吐いて捨てるような人間だったので、今や頭の中はスッカラカンである。テストの点と引き換えに商機を失していたのかと思うと、なんだか間抜けな人生を送っているような気分になるが、そんな話はよすとしよう。過去ばかり見るな、未来に目を向けよ。

 ところで、僕が長らく積み残しているネタはもう1つある。1027日に心斎橋のレンタルスペースで開催した哲学カフェ研究会「イロソフィア」の活動レポートだ。その日の時点ですぐにレポートは書けないと悟っていた僕は、ひとまず、同日随一のパワーワード「ギャップ萎え」を紹介するための記事を即座に書いた。が、まさか「ギャップ萎え」の一言で同日の哲学カフェが語れるわけはない。それに、あの日の話し合いからは、僕の心に深く刺さる大事な学びを得ている。その話は是非とも書いておきたい。

 ということで、今の疲れが取れ次第、早ければ明日にでも、超ダイジェスト版哲学カフェレポートをお届けしようと思う。どうぞご期待ください。

 ……ああ、僕の本来の文体ってこんなんなんだろうなァ……