夜になってから暫く、ノートを広げて考えごとをしていた。色んなことを考えていたのだけれど、その中に、このブログのこともあった。

 最近、文章を書くことが億劫になっていた。少し前まで、自分の中で大切にしていきたいことの1つに掲げていた〈書くこと〉が、どうでもいいことになっている。僕は戸惑いつつも、まあそういうもんなのかなあと思って受け流していた。

 けれども、落ち着いて考えてみて気が付いた。〈書くこと〉が億劫になっているのは、僕がいま書きたい文章と、これまで書いてきた文章の間にギャップがあって、そのギャップを埋めることができていないからじゃないかと。

 前にも一度書いたことがあるのだけれど——このブログを始める時、僕は、人に読まれることを前提に、面白くてクスッと笑える文章を書こうと思っていた。自分が読者だったとして、どんな文章を読みたいかを考えた時、やっぱり面白く笑えるのがいいよねと思ったのがきっかけだった。けれど、暫く続けるうちに、ウケに走り過ぎているような、というより、僕が日常そのものをネタ化してテキトーに茶化しているような気がしてきた。それで一度軌道修正を宣言したのだった。

 以来、このブログは、真面目とウケ狙いの間を往還し続けてきた。正確に言えば、その往還を続ける中で、徐々に真面目方向へとシフトしてきている。けれど、一度築き上げていた“面白おかしいブログ”というイメージは、僕自身、簡単に崩せなくなっていた。真面目方向へのシフトは確実に起こっている。けれど、僕はどこかで、面白いものを書きたい/書かなきゃという思いを捨てきれずにいた。

 要するに、僕がこれまで書いてきた文章というのは、面白おかしい文章であった。実際に狙いが達成されたかはわからないが、書き手としてはそういう意識をもっていた。これに対して、僕がいま書きたい文章というのは、真面目化を更に推し進めたような文章である。自分が気になったこと、考えたことを、さらに深く掘り下げて、自分自身の中に何かを積み残せるような文章。そんなものを、僕は書きたい。

 最近の僕は、何もかも惰性でやっていて、あらゆるものを受け流してしまっている気がする。その状況を変えるために、僕はここで、ノートと文章の力を借りることにしたい。自分とよく向き合うための文章を書いていきたい。

 勝手にやればいいことかもしれない。けれど、僕はどうしてもこれまでの流れみたいなものに囚われがちで、一度自分の考えたことをドンと表に出しておかないと、何も変えられないような気がしてしまう。それで、今回は思い切って、自分が本気で考えたことをそのまま書き出すことにしました。

 書く内容だったり、書き方だったり、これから変わっていくかもしれませんが、それでも良ければ、またここへ立ち寄って文章を覗いてやってください。