最近になって、読書会で使っている名札に、名前と別に「ひじき」というペンネームを書き添えた。読書会ではいつも、トーク本編に入る前に自己紹介の時間がある。その時に、「ひじき」という名前を見せたうえで、ブログをやっていて読書会のレポートを挙げていると話すためだ。

 去る日曜日の読書会でも、そうやって自己紹介をしたわけだが、すると1人の参加者からこんなことを訊かれた。

「そのブログは、『ひじき』で検索したら出てきますか?」

 僕は困ってしまった。自分のブログへアクセスするのに、どんなキーワードを使えばよいかなど、考えたこともなかったのだ。ただ、「ひじき」で検索してもダメだろうなという気はした。

「やったことないんでわからないですけど、料理のレシピばっかり出てくると思いますよ」

 そう答えると、別の参加者が大笑いした。僕はしめしめと思いながら、レポートについては読書会のホームページにリンクを貼っていただいているので、そこからアクセスできる旨をお伝えした。

 平日になって、ふとこのことを思い出し、試しに「ひじき ブログ」で検索をかけてみた。「ブログ」という言葉を入れてなお、ヒットしたのは料理ブログばかりであった。

◇     ◇     ◇

 ブログを始める時、自分が記事を書き続けることに自信が持てなかった。というのも、このブログに先立って2度ブログを作ったことがあるのだが、いずれも記事を書く間隔がまばらになって、そのうち全く更新しなくなったからだ。だから、始めた時の僕にとって最も重要だったのは、執筆のハードルを下げることだった。つまり、その時点で、検索のことは全く頭にのぼっていなかった。

 当時ある人にブログのタイトルを教えた際、「なんだか検索しづらそうなタイトルですねえ」と言われ、ムッとしたことがある。当時の僕にとって検索は二の次で、まず書くことが重要だった。だからお門違いなことを言われたと思ったのだ。もっとも、それは幾分都合のいい解釈で、自分なりに一生懸命考えたタイトルにケチを付けられ腹が立っただけかもしれない。

 ともあれ、キーワード検索のことなどまるで頭にのぼっていなかったのは事実である。一方で、書いたものを公開している以上読まれたいと思っているのも、また事実である。闇雲に検索数アップを追い求め、時々の話題を追いかけようとか、お役立ち情報まとめのような記事を書くといったことはてんで考えていないけれど、それでも、アクセスのしやすさについては一考の余地があるかもしれない。

 自分の気持ちを整理しつつ、打つ手を考えようと思う。

 ただ、そんなことより——

 早く読書会のレポート書かなきゃ。