最近、「疲れた、寝る」で終わるような日記を書きたくないなという思いが強くなった。パッと見たネットニュースの話題を拾う、通勤路の軒先の吸い殻入れのことを書く、年賀状が書けないでいることの言い訳を綴る、そんな些細なことでいいから、何か書きたい、書かなきゃいけない、そんな気持ちになっている。初心に帰ると言っておきながら、気負わず書くという初心はどこかへ行ってしまったらしい。困ったものである。

 こんなことを書いているということは、今日は「疲れた、寝る」とだけ書いてとっとと切り上げたいということである。なにしろ僕は今疲れ切っている。昨日大阪で忘年会があり、その後二次会に行って終電まで飲んだ。そして駅に着いた途端、一緒にいた先輩が口元に手を押し当てたので、これはまずいと、もう一人別の先輩と共に駅前のトイレに駆け込んだ。そんなこんなで、昨日は26時帰り。そして、今朝は8時過ぎから仕事であった。流石に寝たい。昼間からずっと思い続けている。

 書きたいことがないわけじゃない。むしろ、書きたいことが溜まっていて、消化もできないうちから消し飛んでしまっているくらいだ。それで、時折、以前友だちがツイッターに書いていた言葉を思い出す。勝手に載せるが許してほしい。

「消えたアイディア達は私の頭のどこに眠ってるんだろうか。どうやったら叩き起こせるんだろう」

 疲れた、寝る。そして、誰も叩き起こすなかれ。